Witches Town(ウィッチーズ タウン)
Mastodon
ドメイン https://witches.town
管理者 The Supreme Witch
フランス
開始日 2017年4月3日[1]
終了日 2018年4月30日
寄付 Liberapay
ソースコード GitHub
愛称 Witches.town

Witches Townとは、オープンソースのソーシャルネットワークMastodonのインスタンスである。ドメイン名であるWitches.townで呼称される場合もある。

目次

概要[編集 | ソースを編集]

Witches Townは、クィア(LGBTの意)、フェミニストアナキスト、及びその支持者のためのコミュニティを提供することを目的に2017年に設立されたインスタンスである[2]

2018年1月時点で2,305人のユーザーが利用しており、大半がフランス語話者であった。

独自機能[編集 | ソースを編集]

Witches Townではその名にもある通りオカルトに関するコミュニティが存在するため、それになぞらえた独自機能が用意されていた。

新規登録[編集 | ソースを編集]

インスタンスの新規登録には時間制限が設けられている

インスタンスへの新規登録は毎日フランス時間20時から21時の間のみ可能である。登録画面ではこれを「扉」と表現しており、扉が開く際と閉じる際には同インスタンス内に開設されているThe GatekeeperというBotによってアナウンスされる。

独自ロケール[編集 | ソースを編集]

同インスタンスでは、トゥートのことをソート(仏:sort 運命の意)、お気に入りのことをシジル(英:sigil 西洋魔術の紋章)と表記している。

文字数[編集 | ソースを編集]

投稿の最大文字数が、獣の数字に因み660文字になっている。

フォロワー数[編集 | ソースを編集]

フォロワー数が正しく表示されず、⛧666⛧(獣の数字が逆五芒星で囲まれている)と表示される。

モデレーション方針[編集 | ソースを編集]

前述の通り、フェミニストなどの特定の好みの人々を対象としたインスタンスであるため、モデレーションが一般的なインスタンスよりも厳格だとされている。

ルール[編集 | ソースを編集]

ドメインブロックされたインスタンス[編集 | ソースを編集]

2017年7月1日時点では以下の通りである。

尚、ドメインブロックされたインスタンスはGitHubで公開されている。

終了[編集 | ソースを編集]

2018年3月27日、The Supreme Witch(Alda)により、突如同インスタンスの運営チームの解散が発表された。

Half of the moderation team was thinking of leaving and was not doing much anyway, the other half was getting endlessly stuck in "non-decision wait and see mode". This alone let some heavy shitstorms live their lives. The thing that made me dissolve the team yesterday was a decision made by an admin to suspend the account of a trans woman based on an old smear campaign pushed by 4 chan with the subsequent support of the majority of the team.

Giving credit to 4chan, the gamergate and the alt-right is never ok. So I stepped in.

その後もAlda氏により様々なトゥートがされた後、2018年4月3日、The Supreme Witchにより同月30日をもってのインスタンスの終了が告知された。2018年4月30日、予告通りにインスタンスは終了した。

後継インスタンス[編集 | ソースを編集]

出典[編集 | ソースを編集]

  1. Alda氏による投稿(リンク切れ)
  2. Witches Town is made to provide a nice place on Mastodon for queer, feminists, anarchists and stuff as well as their sympathizers.