Featured image of post M.2 SSDを4枚挿せるUSBケースが安かったので買ってみた

M.2 SSDを4枚挿せるUSBケースが安かったので買ってみた

目次

Taobaoを漁っていたら面白い商品が出てきました。M.2 SSDを4枚利用できるエンクロージャーです。

性能としては10Gbpsで、USB PDで動作します。

もちろん購入。7748円でした。

この製品以外にも、M.2 SSDを4枚挿せるエンクロージャーはTERRAMASTER D4 SSDOWC 4M2など複数あるのですが、それらは4万円以上と高額で、動作に専用のACアダプタが必要な点がネックです。もちろんパフォーマンスは数倍になりますが、手軽に購入できる製品とはいえません。

開封

3週間程度で届きました。そしてここでやっと詳細な情報がわかりました。そうか君はITH100-U169だったのか。ITGZは牛本だったのか。

箱にはThunderboltと書いてありますが、この商品はThunderboltには一切対応していません。

説明書は中国語ですが、まあ挿すだけなので十分。

本体です。金属製で、2つのファンが見えます。価格の割に高級感があって好印象です。

上部にはType-Cポートが2つあります。左は電源、右が通信用になります。

動作状態を確認できるLEDインジケーターがそれぞれのスロットにあり、眩しく光ってくれます。

付属品として、30WのUSB-C ACアダプターと、Type-C to Cケーブルが1本、A to Cケーブルが1本入っています。適当な汎用品で動作するので、今回は使用していません。

テスト

1本だけ挿して動作確認します。

CrystalDiskMarkを回したところ、10Gbpsの上限近く出ました。よくあるRTL9210のスコアそのもので面白味がないためスクショはありません。

枚数にかかわらず、合計して10Gbpsとなるようです。2.5Gbpsずつだったら残念すぎるので当然といえば当然。

なのですが、先に挙げたD4 SSDや4M2は1枚でも1/4の帯域しか使えないのです。1枚のみで使う場合、こちらの製品のほうが高性能になると思われます。

ただし、実際に挿しているのが1枚のみでも、エクスプローラー上には4枚分が表示されてしまい、非常に鬱陶しいという問題はあります。

分解

仕組みが気になるのでもちろん分解。基板をケースから取り出してみます。一応貼ってある封印シールを剥がす必要があります。

まず中央右寄りに写っているのがGL3590。台湾Genesys LogicのUSB 10Gbpsハブコントローラーです。

その先に分岐して接続されているのが、お馴染みRTL9210。USBからNVMe SSDへのブリッジチップです。贅沢にも4枚使われています。中央2枚はサーマルパッドが貼ってあって、左右の2枚は貼っていないのですが、その理由は謎です。

つまり、これはUSBハブと4つのSSDエンクロージャーをそのまま1つに合体したようなものですね。シンプルな力技です。

ファンははんだ付けされているので交換するには面倒そうです。

32TB!

8TB×4枚で最大32TB使用可能!という謳い文句であったので、実際にやってみます。9100 PRO 8TB、SN850X 8TB、Sabrent Rocket4 8TB、NE1N8TBの4枚を搭載。

時価100万円超の板切れが完成してしまいました。

いざPCに接続してみると、どうも安定しないようです。2枚3枚認識されても、4枚すべて認識してくれません。搭載するスロットを入れ替えてもダメ。おま環なのかもわかりませんが、この状態で運用する案はボツになりました。残念。

Hugo で構築されています。
テーマ StackJimmy によって設計されています。