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Google、Stadiaの技術を「Google Stream」としてBungieやPelotonなどに売却

Googleのゲームストリーミングサービス「Stadia」は、これまでGoogleにとって苦しい戦いを強いられています。2021年初頭には、Googleの自社ゲームスタジオを閉鎖したことも、悪い兆候です。Business Insiderによれば、プラットフォームの優先順位は消費者向け製品から他の企業向けのサービスへと移行しているようです。

Stadiaの技術をパートナーに販売

Googleは2021年、Stadiaの技術をサービスとしてパートナーに販売する計画を公開し、Google以外の企業がStadiaのストリーミングを利用した製品を開発できるようになりました。Business Insiderによると、この技術は「Google Stream」と呼ばれ、現在、GoogleのStadiaに対する取り組みのほとんどは、Google Streamの契約を結ぶことに集中しているといいます。Pelotonは、Lanebreakなどのフィットネスバイクでゲームを動かすためにSteamを使用しているとのこと。またGoogleは昨年、ゲーム開発会社のBungieとも交渉しています。Bungieが独自にStadiaのようなストリーミングプラットフォームを作り、技術面はStreamを利用するというものでしたが、SONYがBungieを買収した現在、こうした計画が継続されているかどうかは不明となっています。

一方、GoogleのStadiaブランドのサービスに関する計画は、同社の計画に詳しい人物によれば、「コンテンツフライホイール」戦略であるとのこと。これは、新しいインディーゲームと既存のパブリッシング契約からのコンテンツの安定した流れを保持するためのものです。Stadia Proサブスクリプションサービスは最近、含まれるゲームが50を超え、その多くはインディーゲームです。ある関係者は、「重要なのは、ビッグタイトルに数百万ドルを費やさないことであり、独占は論外である」と語っています。

Stadiaが閉鎖の危機にあるようには見えないにしても、GoogleがXbox Game Pass StreamingやAmazon Lunaに直接対抗しようとする流れは間違いなく終わりです。ただし、悪いニュースばかりでもありません。StadiaはLGとSamsungのスマートTVに展開され、今年中にさらに多くのゲームの追加が予定されています。

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