昨日、HUAWEIは、最新のフラッグシップであるP50シリーズのグローバル展開の開始を正式に発表しました。P50 ProとP50 Pocketが、アジア太平洋地域、中東・アフリカ地域、ヨーロッパ、南米で発売されます。
P50 Pocket
P50 Pocketは、HUAWEIのマルチディメンションヒンジを採用した折りたたみ式のクラムシェルデザインで、閉じたときに隙間が見えないのが特徴です。外部画面は1インチのカバースクリーンで、通知やカメラなどを操作することができます。カメラは40MPのメインカメラ、13MPの超広角、そして32MPのウルトラスペクトルカメラで構成されています。
ディスプレイは、アスペクト比21:9、解像度2,790x1,188px、6.9インチの120HZ有機ELを搭載。上部には、10.7MPのインカメラとパンチホールがあります。300HzのタッチサンプリングレートによってEMUI 12をスムーズに動作できます。バッテリーは4,000 mAhで、40W充電に対応しています。
P50 PocketはSnapdragon 888を搭載しますが、4Gのみ対応となり、P50 Proと同様です。
8GB RAMと256GBストレージを搭載した通常版が、ブラックとホワイトの2色で、価格は1,299ユーロ。Iris van Herpenがデザインしたプレミアムエディションが、12GB RAM、512GBストレージを搭載し、カラーはプレミアムゴールド1色で、価格は1,599ユーロです。
P50 Pro
HUAWEI P50 Proは昨年の夏に中国で発売されましたが、グローバル市場にも登場することになりました。P50 Proは、2,700×1,228px、リフレッシュレート120Hzの6.6インチ有機ELスクリーンを搭載しています。また、13MPパンチホールカメラを搭載しています。
ライカと共同開発したクアッドカメラは、50MPのメインカメラ、40MPのモノクロカメラ、13MPのウルトラワイドカメラ、64MPのペリスコープ望遠カメラで構成されます。
中国版にはKirin 9000が採用されていますが、グローバル版にはSnapdragon 888が搭載されます。4,360mAhのバッテリーは、有線接続によるHuaweiの66W SuperChargeと、50W Wireless SuperChargeに対応しています。
P50 Proは、8GB RAMと256GBストレージで、ゴールデンブラックとココアゴールドの2色のみが登場します。価格はEUR1,199です。
昨日、両デバイスの予約注文がブルガリアで開始され、特典のFreeBuds 4が無料で付属しています。他の多くの国でも、同様の予約特典が提供されるものと思われます。