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Razerがゲーミングチェア、フェイスマスク、デスクトップPCのコンセプトを公開

Razerは、ノートパソコン、デスクトップパソコン、キーボード、マウス、ヘッドセットなど幅広いラインアップを誇る世界有数のPCメーカーです。RazerはすでにゲーミングノートPC「Blade」の新シリーズやFossilとのコラボレーションによるスマートウォッチなどを発表していますが、今回さらにいくつかの製品を明らかにしました。

Razer Project Sophia

Project Sophiaは、Razerのモジュール式デスクトップPCのコンセプトで、65インチと77インチのサイズがあり、折り畳むと大きなディスプレイになります。底板は巨大な一枚のガラスで、その下には磁石で固定されたモジュール用のスペースがあります。Razerは、タッチスクリーンデジタイザー、タブレット、クリエイティブな入力ツール、サウンドシステムなどを提供するモジュールを設計しています。トップパネルには「次世代有機ELディスプレイ」が搭載されており、Razerはこれを高リフレッシュレートのスクリーンに交換することができるとほのめかしているようです。

Razerはプレスリリースで、「Project Sophiaの心臓部には、最もリソースを必要とする作業をサポートする最新のIntelプロセッサとNVIDIA GPUを含む最先端のコアコンポーネントを装着したカスタマイズPCBが搭載されている」と述べています。机のスペースを最大限に活用するため、これらすべてはガラス天板の下にマグネットで取り付けられたスリムな筐体に収められており、同様に取り外しや新しいアップグレードも簡単です。

Project Sophiaが発売されるかは不明です。もし登場するとしてもスケジュールはまだ決まっていません。Razerは定期的にSophia的な製品コンセプトを発表していますが、実現することは多くありません(昨年発表した有機ELスクリーンの「Project Brooklyn」チェアもまだ実現されていません)ので、Sophiaが実現するかどうかはわかりません。

Razer Zephyr Pro

Razerは2021年3月に「Project Hazel」というRGB付きのN95フェイスマスクのアイデアを初めて公開し、その後「Razer Zephyr」という99.99ドルの実際の製品になりました。発売以来、このフェイスマスクは品薄状態が続いていましたが、今回、Razerはアップデート版の発売を決定しました。

新しいRazer Zephyr Proは、元のZephyrとあまり変わらないように見えますが、Razerの特許出願中の音声増幅技術を搭載しており、声がよりはっきりと周囲に聞こえるようになっています。ただし、Razerはこれがいつ発売されるかを明記していません。

Razer Enki Pro HyperSense

ゲーミングチェアは数多くありますが、Razerは昨年、Razer Enkiシリーズでよりプレミアムなデザインを追求しました。外装にカーボンファイバー仕上げ、内装にアルカンターラ・レザーを使用したEnki Proは最高傑作でしたが、今回Razerは、Enki Proに触覚フィードバックを搭載し、アップグレードしました。

Razer Enki Pro HyperSenseは、Razarのヘッドセット製品の一部に搭載されているRazer HyperSenseフィードバックを利用し、ビデオゲームと同期した様々な振動、テクスチャ、動きを提供するものです。「F1 2021」「Forza Horizon 5」「Assassin’s Creed Valhalla」など、2,200以上のゲーム、映画、音楽タイトルにネイティブ対応し、サーキットのあらゆるコーナーを感じるだけでなく、Enki Pro HyperSenseハプティクスによる物理フィードバックでゲームの周囲に包まれることができるようになります。また、HyperSenseに直接対応していないゲームでも、特定のキーやコントローラーのボタンをマッピングして、触覚フィードバックを発生させることができるようになるとのことです。

Enki Proは、触覚フィードバックモーターに加え、22インチの超ワイドなシートベース、100度の肩アーチ、内蔵ランバーアーチを備えています。なお、こちらも発売日は未定です。

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