このページではユーザーがMastodonの利用をより便利にするさまざまなツールを紹介する。カテゴリ:ソフトウェアやカテゴリ:ウェブサイトも参照のこと。
マストドンについて知ろうという人が最初に見るべきなのは、公式ウェブサイトであるjoinmastodon.orgだろう。マストドンの仕組みと機能についてコンパクトにまとめられている。解説動画 (日本語字幕あり) もアップロードされている。ただし、海外のウェブサイトの翻訳であるため、日本語が不自然であったり、思想的な主張が強すぎると感じるかもしれない。
マストドンの初心者向けの解説のうち、国内で作られたものとしては、パコる君による動画 が参考になるかもしれない[1]。
マストドンは複数のインスタンスの集合体であるため、マストドンを始めるには、どのインスタンスでユーザー登録するかを選択する必要がある。前述のjoinmastodon.orgにはインスタンスの一覧が付属している[2]。Pawoo、mstdn.jp、best-friends.chatなどの有名なインスタンスに登録するのも悪くない。個性的なインスタンスを試すのは、マストドンに慣れてからでも遅くはないだろう。
もしスマートフォンを使っているならば、マストドンのアプリを探そうとするかもしれない。しかし、マストドンはスマートフォンのウェブブラウザでも快適に見ることができるし、ウェブブラウザの「ホームに追加」機能を利用すればアプリをダウンロードしなくともスマートフォンアプリのように利用することができる。スマートフォンのアプリは、機能や操作性にこだわりのある、中級以上のユーザーにお勧めしたい。なお、ウェブを検索すると、マストドンのスマートフォン用アプリを解説する記事がいくつか見つかるが、日本におけるマストドンブームの時期に作成された記事は情報が古いので、注意が必要である。
マストドンに登録してから、あなたはどのようなトゥートを投稿してきただろうか? 文字や画像をトゥートするのもよいが、変り種のトゥートで変化をつけることもできる。例えば、カスタム絵文字でお絵かきツールは、複数の絵文字を組み合わせることで、インパクトのあるトゥートを構成することができる。Quesdonで質問を受け付けると、その回答はトゥートとしてマストドンに投稿される。診断メーカーは診断結果をマストドンでトゥートすることができる[3]。
現在の状況に慣れてきたら、未知のインスタンスやユーザーを探すのも良いだろう。インスタンスの一覧を提供するウェブサイトは多数あるが、まずは前述のjoinmastodon.orgを見るとよい。インスタンス一覧のなかには更新が途絶えているものも多いが、分散SNSフォーラムのインスタンス一覧は更新が自動化されている。
未知のユーザーと出会う手段はあまり発達していない。マストドンユーザーマッチングは、使用している語彙が似ているユーザーを推挙するという手法で、この課題に挑戦している。また、マストドンユーザーマッチングに付属する新規ユーザーのリストで、Fediverseの新しいユーザーを見つけることができる。マストドンに組み込まれているProfile directoryは、最近トゥートしたユーザーまたは新しいユーザーを表示することができ、また、別のインスタンスのユーザーも表示されるため、未知のユーザーと出会う手段として期待されている[4]。
マストドンについてより深い知識を得たければ、マストドンつまみ食い日記とアドベントカレンダーを読み返すと良いだろう。
自分のトゥートを保存するには、tootlogが利用できる。フォローを増やしすぎてしまったと感じたら、Sayonaraでフォローを整理することができる。トゥートの全文検索はtootsearchで可能であるが、検索対象となるインスタンスは限られている。他の検索エンジンも、さまざまな理由から、留保なしにお勧めできるものがない[5]。複数のトゥートをまとめる機能、TwitterでいうところのTogetterに相当するものについては、要望はあるものの、記事執筆時点では満足に利用できるものがない[6]。
クライアントを参照。