削除して下書きに戻す(Delete & re-draft)
削除して下書きに戻す(Delete & re-draft)


削除して下書きに戻す(さくじょしてしたがきにもどす)(英:Delete & re-draft)とは、Mastodonにおいてトゥートを一旦トゥート欄に戻し、加筆修正などをしてもう一度投稿できる機能である。

概要[編集 | ソースを編集]

削除して下書きに戻す機能は2018年6月5日にマストドン公式リポジトリにマージされ[1]、Mastodon 2.4.1でリリースされた。英語ではDelete & re-draftと表記されるが、マストドン公式リポジトリではRedraftと呼ばれている[2]

トゥートボタンより選択できる。選択した後の警告にもあるようにお気に入りブーストはすべて0になることに注意が必要。警告に対してもう一度「削除して下書きに戻す」を選択すると、当該トゥートが削除され、トゥート欄にトゥート内容が戻る。

継続される情報はトゥート内容、Content WarningNSFW、トゥートの公開範囲、添付データなどであり、従来のトゥートを手動でコピーして貼り付けるよりも迅速にトゥート内容を修正できる。

内部処理としては、特に新しいAPIが用意された訳ではなく、トゥート内容のトゥート欄へのコピーと、トゥート削除APIへのリクエストを同時に行う単純な仕組みとなっている。

クライアントにおける実装[編集 | ソースを編集]

一部サードパーティクライアントにも同等の機能が実装されている。

Subway Tooterでは2.5.9より「削除して再編集」という名前でこの機能に対応している。Mastodon 2.4.1以前のインスタンスについても、添付画像の継続を除いて同等の機能が使用できる。ただし、トゥートを修正後投稿ボタンを押したタイミングでトゥートが削除される。

TheDeskではMio (15.9.1)より「削除して再編集」という名前でこの機能に試験的に対応している。継続できる内容は本文と画像(2.4.1以降の場合)、公開範囲のみで、CW等の情報は継続されない。

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. Add Redraft Function (#7735)
  2. Add Redraft Function (#7735)など