フォローレコメンデーション | |
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実装バージョン | 2.4.3 |
APIエンドポイント | GET /api/v1/suggestions
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利用可能なインスタンス | 全てのインスタンス |
リンク | 実装されたリリース |
フォローレコメンデーションは、2018年7月3日にマストドン公式リポジトリにマージされ、バージョン2.4.3[1]で利用可能になった。ただし、バージョン2.4.3で提供されたのはAPIのみであり、UIは実装されていない。Subway TooterとTheDeskは、この機能のUIを先行して実装していた。フォローレコメンデーションチェッカーを使用すればWeb上でログインして閲覧できる。
マストドン公式リポジトリの2018年10月23日[2]以降のコード、および、バージョン2.6.0以降のリリースでは、ウェブUIをスマートフォンのブラウザで見た場合に、フォローレコメンデーションが表示されるようになった。これは、検索画面を開いてから、検索が完了するまでの間に表示される。
フォローレコメンデーションのアルゴリズムは、potential friendshipと呼ばれるカウンターを利用する。あるユーザーが別のユーザーにエンゲージすると、potential friendshipが増加する。ここでエンゲージとは、リプライ、お気に入り、ブーストである。そして、potential friendshipが多い順にレコメンドされる。
フォローレコメンデーションのAPIのエンドポイントは /api/v1/suggestions である。
日本語圏のマストドンで「おすすめユーザー」と言うと、この機能を指すのかプロフィールで紹介するを指すのか曖昧である。カテゴリ:マストドン本体のユーザーレコメンデーションも参照。
Pleromaは /api/v1/suggestions を実装している[5]。デフォルトでは空の配列を返すが、設定により、サードパーティーのレコメンデーションエンジンを使用できる。サードパーティーのレコメンデーションエンジンは、マストドンユーザーマッチングのほか、同じウェブサイトの新着順リストを用いる方法[6]がアナウンスされている。
GabのウェブUIのWho To Followパネルはpotential friendshipを表示している。ブラウザのウィンドウの幅が十分に広く、なおかつpotential friendshipが空でない場合に限り、Who To Followパネルが表示される。
この機能を実装したプルリクエスト[7]には、多くの批判的なコメントが書き込まれた。これを受けて、Eugen Rochkoは、この機能の実装をAPIのみにとどめ、UIの実装を遅らせる対応を取った。記事執筆時点では、スマートフォン用のウェブUIに限りUIが実装されているが、PC用のウェブUIが速やかに実装されるかどうかは予断を許さない状況である。