IPv6ドンとは、オープンソースのソーシャルネットワークMastodonで立ち上げられたインスタンス。
はいこん氏が建てた、IPv6接続でのみ接続可能なインスタンス。そのためIPv4接続のみ機械ではアクセスすることができない。ただし、IPv4接続のみのインスタンスからでもIPv6ドンのユーザーをリモートフォローすることが可能である。トゥートされた画像やカスタム絵文字はIPv6接続でないとダウンロードできないため、IPv4接続のみのインスタンスから表示させることはできない。
また、Torネットワーク上にあるMastodon (Tor)や、I2Pネットワーク上にあるMastodon (I2P)といったインスタンスに接続できる。
主宰者の休養により停止されている。[1]
IPv6ドンにはいくつかの独自機能が追加されている。
これらの機能はトゥートされた内容に機能する。他のインスタンスには整形されずに表示される。
- 引用 - 行頭に「>」を置くと、その行の文字は緑色になり、右端に緑色の縦線が表示される。
- 縮小 - 最後の行の行頭に「※」を置くと、その行の文字が小さく表示される。
- 打ち消し線 - 文字の後に「^H」を入れるとその前の1文字に打ち消し線が引かれる。また、「^H^H」のように繰り返すと、した回数分、前の文字に遡って打ち消し線が引かれる。例: RT^H^HBT →
RTBT
- スタンプ化 - 「5000兆円」と「熱盛」という単語を画像に置換する。
- ルビ - 青空文庫作業マニュアルに則ったルビ振り機能がある。漢字の後に「《》」を置き、その中にルビを書くと括弧の前の漢字列にルビが振られる。また、「|」を置くことでどこまで前の文字にルビを振るか指定できる。文字種判別なども概ね青空文庫本家に従っている。そのため似た機能を搭載しているtheboss.techと表示のされ方に互いにかなり差異がある(theboss.techではルビの適用範囲に「|」が必須)。例: 封印解除《レリーズ》 → 封印解除 / |男の娘《おとこのこ》 → 男の娘 / 男の娘《おとこのこ》 → 男の娘
- 独自絵文字 - friends.nicoのニコるくん絵文字など:shortcode:形式で絵文字置換する機能。絵文字とは別の機能である。
- プレーン絵文字 - Unicodeに登録されている絵文字を画像として表示せず、テキストとして表示させる機能。
- ハイライト - 特定の文字列が装飾されて表示される。
- 「えらいっ」、「erait」 - 波打つように飛び跳ねて表示される。また、その後に「!」か「!」が続いている場合、それらも同様に処理される。
- 「✨」 - 点滅するかのように拡大縮小を繰り返す。また、「✨IPv6対応✨」は「IPv6対応」の部分が「えらいっ」と同じ動きをする。
- 「₍₍⁾⁾」 - この括弧で囲まれている5文字までの文字列は震えるように動く。
- 「††」 - 短剣符で文字列を囲むと、背景が黒くなり、囲まれた文字は赤色で表示される。例: †闇†
- 「:don:」 - mstdn.maud.ioへのリンクになる。
- 「説」 - 行末の説が赤背景の白文字になる。例: IPv6専用サービス誰も来ない説
スマートホン閲覧時に、左右スワイプでペインを切り替える機能を廃止している。
トゥート入力フォームの下にブラウザのタイムゾーンとEST(Eugen Standard Time、Eugen Rochko標準時)[2]による現在時刻が表示される。なお、「EST」は本来「東部標準時」の略であることと、Eugen Rochko氏はドイツに住んでいることに注意。
アニメやイベントの実況をする時に便利な、ハッシュタグなど固定文字列を付加するためのフォームが追加されている。そこに入力した文字列はトゥートを送信する毎に消えることはなくそのまま残るため、フッタとして扱いたい文字列を大元の入力フォームに再入力する手間を省くことが出来る。その内容はサーバーに保存されないため、ブラウザリロードで消えてしまう。