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激安ラベルプリンタ【Nelko PM220】を使いこなす

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Nelko PM220というサーマルプリンターが異常に安くなっていたので買ってみました。1,898円から半額クーポンがついて、949円でした。

おそらくここまで安くなることは珍しいと思いますが、タイミングによっては1,200円程度まで値下がりすることはあるようです。

本体

実物はプラスチックでチープな質感ですが、値段を考えると頑張っている方だと思えます。

上面をそのまま持ち上げると開くことができます。あらかじめ付属のラベルが1ロール100枚分入っています。これはシールになっている感熱紙で、1枚当たりのサイズは40×30mmです。

印刷を試す

NELKOアプリをインストールして、Androidから印刷してみます。スマホだけでなく、PCとも接続可能です。バッテリーは開封時点で残量がゼロだったので、充電してから使うほうがいいでしょう。Bluetoothでペアリングして、作成ボタンをタップ。

テキストを入力したり、写真を配置したり、それを編集したり。操作感はかなりいいと思います。テンプレートやフレームもダウンロードして使用できるようになっていますが、半分くらいは有料のため、あてにしないほうがよさそう。

無事に印刷完了しました。よくある203dpiの解像度で、悪くない品質です。

テキストも試します。これも普通に悪くない。

文字サイズの変更を試してみたところ、設定値としては2.3、印刷結果の実測で2ミリ強のサイズでは十分に読みやすい品質でした。

949円でこんなに使えるとは。付属のラベルが100枚なので、1枚あたり9.5円で印刷できる計算です。

広範囲に渡って黒く塗り潰す場合や、連続しての印刷ではパワー不足を感じますが、ライトユーザーには十分でしょう。充電しながら使用すると多少改善します。

交換ラベルを探す

セットできる用紙の幅は、23~54mmに対応しています。一般的にレシート用感熱紙の幅は58mmです。純正ラベルを買わせるために、わざと市販の感熱紙が使えない幅に設計するという嫌がらせですか?ともかく、54mmで既にギリギリのサイズなので、頑張れば58mmが入るかなーとかいうのはまったく無理でした。内部のガイドパーツを一部破壊すれば、58mmの市販品を無理やり搭載することが一応可能かもしれません。

純正ラベル

Amazonで販売されている純正ラベルは、1ロール単位で買えるものだと、現在は1種類のみのようです。しかもそれが、付属品とは異なる円形のラベルで、特に使い勝手の悪そうなものという体たらく。本体を安く売ってラベルで回収しようというビジネスモデルを目指しているなら、もう少しまともにラインナップを増やしてほしいところです。

それ以外の出品は、複数ロールのセットですが、1本あたりの価格がぼったくりレベルの検討に値しない設定だと思います。

互換ラベル

互換品はAmazon Haulでも出品があります。636円となっていますが、Haulは割引があるので、正しく使えば400円を切る価格で購入できるはずです。例えば40%引きの場合は382円で、230枚入りのため、1枚1.6円となります。

純正品にはロールごとにタグが貼ってあって、プリンタが読み取ってサイズを自動設定する機能があります。付属品と同じ40×30mmのロールを購入した場合は、側面のシールを剝がして、互換品に移植すると同じ使い勝手になるようです。

レシートロール

一般的なレシート用感熱紙は使用できるのか、安く運用するためにはここが重要なわけですが、2つほど問題があります。

  • 幅が狭いこと

最も一般的な58mmのロールは使用できないので、より小さいものを探す必要があります。

  • ラベルシール用の挙動を無効化できないこと

ラベルを入れたときに、本体のセンサによってラベル間の隙間を検出し、そこまで自動で紙送りする機能があります。1枚ごとに隙間のあるラベルではいいのですが、そうでない感熱紙の場合は、本体が検出を諦めるまで、延々と紙を吐き出してしまいます。具体的には16cmが無駄打ちされます。

以上の問題は、頑張って運用すればそこそこ解決できることがわかりました。

まず、感熱紙はPhomemoの53mm幅が使用できます。6.5m×3ロールで1,635円です。30mmを1枚として換算すると、650枚で単価2.5円。そこまで安いわけではありませんが、許容範囲です。

このロールは逆巻きになっているので、セットする向きも本来とは逆なことに注意。内側に印刷面がくるようにします。動作には問題ないようです。

次に紙が無駄に送られてしまう問題ですが、これは自力で紙戻しコマンドを送信すれば大丈夫です。

このプリンタの仕様をまとめると、

  • BluetoothまたはUSB接続で動作
  • Bluetoothの場合、SPPとBLEのいずれも使える
  • 印刷はTSPL(TSC Printer Language)で制御されている

という感じ。つまり、BluetoothでTSPLのBACKFEEDコマンドを送ればいいだけ!幸いにも、既にサードパーティークライアントを作成している人がいたので、コマンドの仕様を調査する必要はありません。AIに適当に書かせれば終了です。

完成品です。起動すると勝手に紙送りされるので、BACKFEEDコマンドで16cm分の紙戻しを行い、画像を印刷。

ファームウェアを改変して書き込めればもっと簡単になると思うのですが、実現できていません。今後もう少し調べてみる予定です。

感想

1,000円切りのおもちゃとしては遊び甲斐がありました。実用品として考えると、交換ラベルの入手性が劣悪なため、おすすめできるものではありません。

ラベルシールではない感熱紙ロールを使う場合は多少手間がかかりますが、サーマルプリンターとして最安級といえる値段です。互換ラベルを使用する場合も同様に最安級です。価格重視かつ知識のある方は選択肢に入れてもいいかもしれません。

みんなもサーマルプリンターを手に入れて、他人の投稿を勝手に印刷して掲示したり、

クソ画像リプしたりしよう!

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