ピクセラ PIX-DT300でTS抜きの夢を見た
最近、AIでTS抜きをするのが流行っていますが、ピクセラのPIX-DT300でもやってみたという話です。
以前からTS抜きチューナーで遊んでみようとは思っていましたが、PIX-SMB400を買い逃したり、DTV02A-5TS-Pを買い逃したりして、さすがにそろそろ反省して、未開拓のチューナーを自力で使えるようにしようと思い立ちました。
検討する
どのチューナーを使うかという点については、まず弾数が多いことが重要です。中古市場にある程度の数がないと狩りつくされて無意味になるし、ユーザーが多いほど対応ソフト開発のスケールメリットを得られるので、定番の製品だと好都合です。
加えて、Android版のアプリがあるチューナーは難易度が低いと考えました。Javaなので読みやすいというのがあり、また、スマホでも動作できるくらいアプリでの処理や依存関係が少ない可能性が高いためです。
以上の条件から、ピクセラのPIX-DT300を選んで購入しました。
Amazonや楽天に中古品が安定して出品されており、6000円程度で購入可能。フリマアプリでは3000円を切ることも多いようです。
購入
中古で手に入れたので箱なし付属品なしです。状態はそこそこいい感じ。
ワンセグ用のロッドアンテナがついています。
フルセグのためにアンテナケーブルが必要だったのでAmazonで購入。本当は付属しているので、新品の場合は買い足す必要はありません。
完成した状態。アンテナから、同軸→MCXと変換してPCに接続します。
起動
ドライバをダウンロードしてインストールします。Windows 11の場合、サポートが終了しているので失敗する可能性が高いです。設定を変更するか、デバイスマネージャーからドライバのみ適用するなどの手順が必要かもしれません。
世代を跨いで複数本使用するために、より新しいモデル向けのソフトウェアにもDT300向けのドライバが含まれているようなので、うまくいかなければ試す価値があると思います。
PIX-DT300として認識できました。
TS抜き
Grok 4.6~4.7をちまちま動かして仕様を調べていましたが、割と簡単に動くようになりました。BonDriverも一応作れました。
で、Tauriでビューワーを作成。チャンネルスキャン画面です。
普通に再生できます。試している限りでは非常に安定していて、特にドロップは感じません。
このアプリはGrokで実装していますが、画面は一発出し、ロジックは2~3ターンの修正だけで完成しています。最初のプロンプトでスタイルをきちんとコントロールできていれば、AI臭いゴミのようなデザインが出ることはなく、ある程度整理された見やすい画面になります。一目でわかるAI slopを量産しているカスどもには反省してほしい。
兄弟モデル
PIX-DT300には、派生モデルや後継モデルがいくつかあり、いずれも同じ手法でTS抜きに使用できるようです。
今回使用したのは、2014年発売のPIX-DT300です。
2017年発売の後継機がPIX-DT300Nです。
Xitブランドになり、2018年に発売されたのがXIT-STK100。
MicroUSB接続のPIX-DT360というのもありますが、わざわざこれを選ぶ必要性はないです。安ければ検討してもよいかもしれません。
その他必要な物品として、当然ながらB-CASカードとカードリーダーがあります。物理的なカードは内蔵していませんが、DT300にはソフトウェアCASがあって、動かすことはできそうな雰囲気です。面倒なので今回はそこまで調べませんでした。その場合は自前のカードリーダーとB-CASカードが必要になります。
感想
コードは特に公開しませんが、TS抜きが可能である事実を示せば十分でしょう。各自AIで自由に制御して、お好きなように動かしてください。
ピクセラのチューナーは、型番の文字列を反転して鍵にするとかログをシーザー暗号で出力するとか、泥臭い対策が打ってあって面白かったのですが、LLMの時代には無力としかいえません。XIT-SQR100やPIX-DT295でもTS抜きの報告があり、どれを買っても大丈夫そうです。
もはやTSで抜き放題になってしまいました。世はまさに大海賊行為時代!
TS抜きは難しいタスクではなく、チューナーのような形をしている大抵のもので出来るようになったわけですから、ハドフでtorneを買い漁るのはやめましょう。まだ誰も手を出していないハードウェアを使いこなしてこそ楽しめるというものです。